雨の日が嫌い。
青空が見えない。 服が濡れるし汚れる。 傘を差すのが鬱陶しい。 髪がまとまらない。 化粧が崩れやすい。 雨が降った日は 全てのヤル気を失くす。 今日は朝から雨だった。 しかも雷を伴うほどの豪雨。 主人公が“雨”という名前の舞台を観に行く日に お誂え向きの大雨。 …今日の“雨”はちょっとツイてるかもしれない。 と、思いきや 駅のホームが大混乱( ゚Д゚)! 落雷による停電の影響で、ちょうど電車が止まっていた。 山手線には乗れない。 普段使わない埼京線で池袋へ。 とりあえず開演前に無事着けてヨカッタ。 と、いうワケで観てきました。 キャラメルボックス2006サマーツアー『雨と夢のあとに』 成井さんと真柴さんが脚本を書いていたのにも関わらず 私はドラマ版『雨と夢のあとに』をほとんど観ていない。 飛び飛びで何回か観たけど、正直惹かれるモノではなかった。 だから今回が初見。 先入観なしに観れてヨカッタと思う。 泣けた。 ただただ泣けた。 『泣くな』って言うほうがムリ! だって、こんな展開なんだもん↓ * * * 桜井雨は、小学6年の女の子。 幼い頃に母を亡くし、今はジャズベーシストの父・朝晴と二人で暮らしている。 朝晴は蝶の収集が趣味で、 幻の蝶と呼ばれるコウトウキシタアゲハを捕まえるために、台湾に行く。 森の中で、ついに幻の蝶を発見! ところが、捕まえたと思った直後に、穴に落ちてしまう。 数日後、朝晴は無事に帰国。 心配していた雨は、涙を流して喜んだ。 が、朝晴の姿は雨にしか見えなかった。 朝晴は自分の体を穴の底に置いてきた。 魂だけが戻ってきたのだ。 もう一度、雨に会いたくて……。 キャラメルボックス公式サイトより * * * ほら、この展開。 も う ど う し ろ と ? 死んだハズの父親が、娘を心配し過ぎて幽霊になって戻ってくるのヨ! 私自身は父親と口も利かないほど仲が悪いから、 こういうストーリーには感情移入出来ないんじゃないかと思ったけど それどころじゃなかった。 ホントに大変な作品だった。 よぅ泣かしてくれましたわ。 主人公が死んじゃってるのが、もぅ既にツライ。 どう頑張ったって最後はみんなと別れるワケだし。 娘との別れのシーンなんてもぅ…大号泣ですわ・゜・(ノД`)・゜・ 父親が娘を想う部分も“来る”んだけど、 それ以上に、朝晴が両親に自分が死んでいるコトを告白するシーンが…一番“来た”。 涙をこらえようと思っても、全くこらえられなかった。 スイマセン。 嗚咽していたのは私です。 肩を小刻みに揺らしていたのも私です。 でも 鼻をかんだのは私ではありません( ゚Д゚)<驚いたがな ファンタジーで、泣けて笑えて、キャラメルボックスらしい作品だった。 変な“沈黙の間”もなければ、集中力が途切れる“暗転”もない。 息つく間もなく、ずっと舞台にのめり込める素晴らしい作品だった。 『クロノス』とはまた違った“愛”のカタチを見せてもらった。 普段からちょっとしたコトでちょくちょく感動泣きしてるけど 間違いなく、コレは今年一番泣いた作品。 …出来ればもう1回観たいなぁ(´д`)<でも、もぅ時間がないや 岡達は『スキップ』でも父親役やってたけど 今回は随分サマになってたなぁ。 自然に“親子”ってカンジでしょ? ⇒ネタバレブログ:父と娘という関係 やっぱり子役が本物の小学生だからなのかな? 今回の舞台、何と言っても特筆すべきは“雨”役の福田麻由子。 テレビドラマの世界では、それなりにキャリアを積んでる有名子役らしいけど 私はこの子のコト全然知らなかったし、演技を観たこともなかった。 だから 『なんで、わざわざ11歳(当時)の子供をキャスティングするワケ?』 『話題性だけで、人気子役に初舞台踏ませるワケ? やってくれるよなぁ…』 って否定的に思っていた。 一発目のシーンこそ、『うーん(;-_-)』と思ったけど ダンスシーン後はひたすら彼女の演技に引き込まれた。 朝晴と一緒に暮らし、あの世界に生きている、リアルな小学生だった。 舞台用の声は出ていなかったけど、 最初から最後まで充分声は届いていたし、表情もホントに豊か。 …コレも前から3列目のベスポジに座れたからかな。 後ろまでちゃんと声が届いていたのか、表情が見えていたのかはナゾ。 前の方に座れてヨカッタと思った。 とにかく、前評判で聞いていたよりかは全然よく出来ていて 『マヂ、スゲェ( ゚Д゚)』って素直に思えた。 すごいよ。若干12歳なのにサ。 小学生最後の夏休みを全部舞台につぎ込んだ、その心意気にも感心。 私が小学生のときの夏休みなんて… 野球観て、野球観て、野球観て、缶ケリして、ドロケイして、野球観て… 膨大な宿題は最後の1週間にガッと終わらせて…。 そんなアレな子でしたわよε=(´д`) 福田麻由子。 末恐ろしいコです。 どんな女優に成長するのかね。 まだまだ東京公演も残ってるし、大阪公演もある。 最後までみんなと一緒に走り続けて欲しい。 子役だけじゃなく 達也はもちろん、篠田さんもさつきさんも、岡内さんも畑中くんも 客演の方々もイイ味出してました(´∀`*) 舞台の詳細や役者さんの表情は、写真満載の“ネタバレブログ”をドゾ。 ⇒キャラメルボックス:ネタバレブログ『雨と夢のあとに』 もし死んでも、こうやって触れたりしゃべれたらいいのにな。 突然、大切なヒトが死んだら 残された人間って、どうしたらイイか分からなくなるやん。 幽霊でもいいから あぁやって傍にいてくれたら、それだけで心強いわ。 たとえ自分の生命力が失われていくとしても。 朝晴は雨を連れて行かなかったけど、 私なら『一緒に逝きたい』って言われたら、連れていくヨ。 だから私が『一緒に逝きたい』って言ったら、連れて行ってね。 ところで、 朝晴と一緒に帰ってきた蝶。 アレも幽霊なのだろうか…? ![]() |
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◆SINKER STYLE DIARY◆ 野球は断然パシフィック・リーグ!!女子目線で綴るパ・リーグ贔屓日記です。 キャラメルボックス観劇レポもあり。
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