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キャラメルボックスのハーフタイムシアター
『水平線の歩き方』と『ハックルベリーにさよならを』を観てきた。 ![]() 今回も“ブログライター企画”に便乗しての観劇。 いつも申し訳ない。 ちゃんとお金も払って観に行きますので ![]() ![]() 『水平線の歩き方』に続いて、16時から観たのは『ハックルベリーにさよならを』。 舞台セット変更の間は、加藤社長がひたすらしゃべって間を繋いでいた。 面白い話も聞けるので、通しで観る方はずっと座席待機していると良いかも。 ⇒『水平線の歩き方』ブログライター編はコチラ 以下、レポート。 極力ネタバレは控えていますが、『ネタバレ厳禁!』な方はスルーでお願いします。 スルーの前にチケット予約をお忘れなく! ⇒チケット予約はコチラから 『ハックルベリーにさよならを』は1991年が初演。 その後1996年に再演されて、今回は再々演。 私は今回が初見。 今やキャラメルボックスの看板俳優となった岡田達也は この作品を観て、入団を決めたという。 一体どんな作品なのだろうか。 * * * ケンジは小学6年で、母さんと二人暮らし。 父さんは別の町に住んでいて、月に一度の面会日にしか会えない。 家庭教師のコーキチくんは、カヌーが大好きで、その影響で、ケンジも大好きになった。 が、母さんは危ないと言って、乗ることを許してくれない。 今日は面会日。ケンジは父さんのマンションへ行く。 近くの池でボートに乗るのを楽しみにして。 ところが、父さんの部屋には、カオルと名乗る女性がいた…。 キャラメルボックス公式サイトより * * * 絵本作家をしていたケンジ(實川貴美子)の両親は離婚してしまった。 女手ひとつでケンジを育てる母親(坂口理恵)は、 『みじめな思いをしないように』と、ケンジを厳しく教育している。 中学受験を控え、家庭教師に勉強を教えてもらうハズが 早稲田生のコーキチ先生(多田直人)は、勉強よりもカヌーの面白さを教えることに熱心。 『カヌーは危ないから乗っちゃダメ!』という母親と違って 月1で会う父親(篠田剛)はボートに乗せてくれる。 その日も喜々として父親の家に行った。 しかし、そこには見知らぬ女性・カオル(岡内美喜子)が。 彼女は“ケンジのお父さんが好き”だと言う。 どこかでまた家族が一緒になることを願っていたケンジは カオルを冷たく突き放す。 でも、もう一人のケンジは 彼女に対して別の感情を抱いていて…。 母親に反発し、 父親を拒否し、 父親の彼女に複雑な感情を抱く。 お互いを認め合って惚れあっていたハズなのに、離婚してしまった両親。 今は“お父さんが好き”だと言っている彼女もいつかは…。 やるせなくなったケンジは カヌーに乗って、川へ飛び出した。 川を下っている最中に ケンジはちょっとずつもう1人の自分と向き合う。 そして川を下り終わった後に出た答えは…。 川下りの最中の演出、私は初めて見たのでかなりビックリした。 ラストシーンのあの演出も然り。 『ハックルベリーにさよならを』は、 幸せな幼少期を体験した人には分かりにくい…と言うか、共感しにくいストーリーだと思う。 恵まれて愛されて幸せだった12歳を過ごした人にとっては、 このストーリーはあまりにも暗くて、切なくて、 結末に至っては、『で?』『なんで?』『だから?』 という感想になってしまうと思う。 12歳というのは、実に多感な年齢。 私自身も12歳〜15歳くらいまでは、ホントに精神的に不安定だった。 そしてそんな時期に、最も身近なハズの“家族”が最も怖かった。 ちょっとワケありな幼少期を過ごした私は 状況こそ違えど、ケンジの言動がピシピシ心の琴線に触れてきて 後半30分はずっと涙が流れていた。 哀しくて泣いたのか、 当時を思い出して泣いたのか、 自分でもちょっとよく分からない。 コレと言って、心に残ったセリフがあるワケでもない。 共感できるシーンがあったワケでもない。 なのに、 ただただ、涙が溢れてきて止まらなかった。 うちの両親ももうすぐ離婚するらしいけど さすがにケンジのような寂しさや葛藤はない。 でもコレが12歳のときだったら、どうかな。 ケンジは母親の言いつけをやぶって、カヌーに1人で乗って行けた。 そしてちょっと成長できた。 私が同じことをやったら、 カヌーから降りた後、ボッコボコにされて人生終わってたかもな。 だから成長出来ないまま、今に至っている。 なんか暗い過去を語ってしまったけども…、 そんなカンジでね。 多感なあの年頃に、ちょっと思い入れがある方は必見! いろんな意味で泣けるハズ。 悩み苦しむケンジ君に、思いっきり共感してあげて下さい。 ⇒チケット予約はコチラから バリバリネタバレの感想は21日以降に。 役者さん個人の感想なども書き綴っていく予定。 参加中⇒にほんブログ村 パ・リーグ 終演後にブログライターの取材タイム。 【質問事項と回答にネタバレあり ネタバレOKな方は“続き”からどうぞ】
質疑応答の内容は、自分なりに噛み砕いています。
全くその通りにしゃべったというワケではありません。 ※敬称略 加藤:今回は“アベチカコ”3部作の内の2作品でした。 サントラは東京公演の最後の方には発売出来ると思います。 では、質問どーぞ。 Q.きゅうり・スイカ・メロンが嫌いというネタはアドリブですか? (岡田達也はきゅうりが嫌い) 岡田:台本通りです。当て書きなので、そういうセリフが出てきたのだと思う。 Q.思い入れのあるセリフはありますか? 岡田:自分の母親も看護婦で、成井さん(脚本・演出)とも近い境遇にあるので 親近感が湧いたと言うか、まんま体験したことをリアルに感じて話すことが出来た。 加藤:『4月になれば彼女は』の“西条”の続きの話なんです。 でも、何故か今回名字が違うんですけどね。 ※私は『4月になれば彼女は』を観たことがないので、よく分からなかった。 Q.12歳の役を演じるに当たって、気を付けた点、役作りなどを教えて下さい 實川:初めて『ハック〜』を観たときは、年齢が近かったので すんなり(ケンジの)気持ちが分かったけども、 26歳の今は余計な思念が入るので、そういうモノを払うのが大変だった。 弟のコトを思い出したりしながら演じた。 岡田:敢えて、12歳っぽい話し口調にはしなかった。 もう40歳になるので、自分の12歳のコトも思い出せない。 實川に話を聞いたりはした。 ラストシーンでは、34歳(母親)と12歳(幸一)に見えるようにした。 Q.主人公たちが連呼する『1人で生きる』という考えが分かるか? 實川:共感出来る。(本当はもっと長々と話しておられましたが…失念) 岡田:初演で『ハック〜』を観て、『僕は1人になりたいんだ!』というセリフに号泣した。 (キャラメルボックスに入団するきっかけになったとか) でも、今は1人では生きられないと思う。 芝居も1人では出来ないことだし。 加藤:1人で生きたいなんて思ったことない! Q.どうして2本共、複雑な家庭が舞台に?(初めてキャラメルボックスを観た方からの質問) 加藤:脚本家(成井豊)の実体験から来ています。 成井にとって“1人になりたい”というのは一生のテーマになると思う。 ※成井さんの複雑な家庭の詳細も語って頂いたが、ココでは伏せておく。 『さよならノーチラス号』の夜逃げネタも、成井さんの実体験から来ているとか。 Q.過去にも少年役を演じておられるが、“ケンジ”役をやるにあたって 今までと違った色を出したりしましたか? 實川:今までも少年役をやってきたが、今回は父母や26歳の自分から観ても 共感出来るように“男の子”という意識が持たずに“ケンジ”を演じようと思った。 Q.一番苦労したシーンはどこですか? 一同:(首をひねりつつ)苦労したというのは、特にないかな〜 篠田:成井さんの“父親像”がしっかりあるので、 その役を演じるのは、誰でも壁にぶつかると思う。 實川:成井さんが『男の人はみんな地図を読める』と断言していて その場に居た、男性俳優に同意を求めていたが みんな『自分、方向音痴なので…』と否定していた。 …苦労したシーンは特にない。 岡田:どっちかと言うと、周りが絡んでくるだけなので自分自身は自由に演じた。 でも、本読み中に『つまんねーつまんねーつまんねー』と成井さんに連呼されて 稽古場の空気が気まずかったコトはある。 岡田他一同:そんなコトあったんだ!! 加藤:最後にだっち(篠田)からお知らせです 篠田:9月に本当の父親になります! しかも双子です! 双子だと“安定期”というモノはないのですが、 妻が『大丈夫』だと言うので、発表するコトになりました。 だっちさん、おめでとーございます(・∀・)! 高齢出産ですが、無事に産まれますように!! そんなカンジでブログライターインタビュー終了。 私は最前列に座っていたんだけど、積極的に質問するでもなく ひたすら皆さんの質疑応答をメモるのみ。 なんかねぇ… 聞きたいコト、すっげーあったんだけど 『こんなコト聞いたらマズイかな。素人過ぎるかな』とか、気ぃ遣っちゃうんだよね(´・ω・`) ブログライターは40人招待されてたハズなのに、実際集まったのは十数人くらい。 やけに少なかったな。 せっかくコマ劇場の稽古場をお借り出来たのに。 あと、恒例のライター集合写真撮影もなかった。 なんでだろ? 忙しかったのかな?? 後日談。 加藤さんのブログによると “あまりにもハッピー過ぎて忘れてた”とのコト。 えー・゜・(ノ∀`)・゜・ なにそれー・゜・(ノ∀`)・゜・ショック!! ってなカンジで、自分撮影の写真↓ ![]() 岡崎幸一役の岡田達也登場 ![]() 岡田達也と加藤社長 ![]() 岡田達也と加藤社長 ![]() 岡田達也(岡崎幸一)と實川貴美子(ケンジ) ![]() 質問に答える岡田達也(岡崎幸一)。右は實川貴美子 ![]() 質問に答える岡田達也(岡崎幸一)。右は實川貴美子 ![]() 質問を聞く岡田達也(岡崎幸一)と實川貴美子 ![]() 質問に答える岡田達也(岡崎幸一)と右は實川貴美子 ![]() 篠田剛(ケンジの父親)と加藤社長 ![]() 『9月に本当の父親になります!』と篠田剛 奥さんは同じ劇団員の中村恵子さん ![]() 終演直後にも関わらず、ありがとうございました。 ![]() |
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◆SINKER STYLE DIARY◆ 野球は断然パシフィック・リーグ!!女子目線で綴るパ・リーグ贔屓日記です。 キャラメルボックス観劇レポもあり。
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